良く聞くお話で「歯医者は何歳までに行けばいいのか」というのはありますが
気づいたら全然いけてなかったというご家庭も多いかと思います。
特にお兄さんやお姉さんがいるご家庭で、上の子供が嫌がったり泣いたりしているのを見ると
下の子供は歯医者に行きたくなくなってしまうこともよくあると思います。
5歳くらいの子供であればどうしても暴れて治療が出来ないという子供は少なくなりますが
それでも嫌がっている子供は多いです。
親御様も子供が嫌がるから、永久歯で生え変わるからいいか…と先延ばしにしていることが多いです。
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「痛みがない時こそ歯医者に行きましょう」
これは当院でもよく患者様にお伝えしていることです。
痛みがあるときは勿論早急に来て治療いただく必要がありますが
むし歯が無い、もしくはあっても簡単な治療で終わる方が望ましいです。
痛みの出る治療は子供の嫌な記憶に残る
歯医者が嫌いになる子供は嫌な思いをしているからです。
歯が痛い状態で歯医者に来て、治療でも痛い思いや怖い思いをする
このパターンが一番嫌がります。
だからこそ、今子供が無自覚なタイミングで定期検診に来ることが重要です。
歯医者に行っても痛くなかった、検査だけで終わったとなると
行くのは億劫かもしれませんが、嫌な思いをすることは無いでしょう。
子供のむし歯を視認できる場合進行が進んでいる
子供の歯は大人の歯に比べ小さく、色も白いです。
また、むし歯になるのは基本的に見えづらいところですので
子供のむし歯で視認できるレベルになると、かなり重度のむし歯になっています。
痛みが出る前に必ず受診するようにしましょう。
乳歯のむし歯は痛みを感じづらい
乳歯のむし歯は永久歯に比べて痛みを感じづらい傾向にあります。
お子さまが「痛い」と言ってこないからと放置していると
むし歯はどんどんと悪化してきます。
悪化していくとむし歯菌は神経にまで到達し、その後生えてくる永久歯に影響を及ぼしてしまいます。
お子さまが気づく前に大人の方から検診に連れて行ってあげましょう。
定期検診で済むことを習慣づける
3カ月に1度の検診ですので、時間としては取れないことはないと思います。
最初はめんどくさがっても、習慣づけてしまえば問題ありません。
また、定期検診だけの場合痛い思いをすることはほとんどありませんので
歯医者を嫌がるきっかけにすらなりません。
健康的な歯を持ち、食事を楽しみ、定期的に歯医者に通う
子供が健康的に成長する上で重要なことですので、ぜひ今のタイミングで歯医者に行ってみましょう。
お子さんにとって、歯医者さんは歯を削られるところではなく、
歯をキレイにしてくれるところ、と認識でしてもらえれば
親御様にとっても嬉しいことですよね。
何歳までではなく、歯が生え始めたタイミングで歯医者に行きましょう
「むし歯になったから行く」ではなく、「むし歯になる前に行く」ことが重要です。
むし歯は放っておくとどんどん進行します。
また、一度見てもらって大丈夫だったとしても生活習慣次第では数か月もすると新しいむし歯が出来てしまいます。
お子さまの歯が生え始めたタイミングで歯医者に定期的に通うようにしましょう。
大人も子供も歯医者が嫌いな人は総じて「定期的に通っていなく、辛い治療を経験した人」です。
小児歯科担当の歯科医師が接します。
当院では通常の歯科医が小児も一緒に見ている、という歯医者が多い中
小児歯科のことをしっかりと学び、経験を十分に積んだ歯科医師がお子様の治療にあたります。
お子様のことを第一に考えた治療を行っておりますので
小児歯科であれば、ぜひ当院にご相談ください。