歯科衛生士による、「歯周ポケットの測定」「口腔内(特に歯肉)の状態の診査」を行ないます。
クリーニングと
ホワイトニングの違い
「クリーニング」は、歯の健康を保つための施術で、虫歯や歯周病などの原因となる歯石や歯垢を取り除く作業のことです。あくまでも歯の表面に付いている汚れだけを取り除く処置なので、歯の表面はキレイになりますが、ホワイトニングのように特殊な薬剤を使わないため、白くなることはありません。
「ホワイトニング」は「歯を白くキレイにする」ための、見た目に特化した施術です。なお、ホワイトニングは保険適用ではないので、自費の治療になります。
エアフローによる
歯のクリーニング
エアフローって?
エアフローは、歯面清掃を行う機械で、ジェット噴射で非常に細かいパウダー粒子を歯に吹き付け、歯にこびりついた汚れを効果的に落とすことができる機械です。歯周ポケット内の歯周病の細菌除去に効果が高いため、当院では口腔内の健康のために、エアフローによるクリーニングを取り入れています。
クリーニングの流れ
クリーニングの効果
ビューティー
- ハミガキでは落とせない茶渋やヤニなど、頑固な汚れが落ちます。
- 歯の表面に再び汚れを付き難くし、カルシウム補給を助けます。
虫歯
- ムシ歯は「バイオフィルム」というバリアの膜を張っており、これを歯磨きでは破壊することができませんが、ティースクリーニングはバイオフィルムを取り除く事ができます。
- クリーニング剤に含まれるフッ素イオンは、エナメル質の再石灰化を促進します。
歯周病
- 将来入れ歯になりません。虫歯同様に歯周病菌も「バイオフィルム」というバリアの膜に被われていますが、3ヶ月ごとにクリーニングをうければ、95%の人が高齢でも自分の歯で食事ができるというデータがあります。
- 歯茎の炎症が治ります。2日の間隔でクリーニングを受けられた場合、通常1週間で歯肉の炎症を治癒させていきます。
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歯茎が復活します。数年に渡り、定期的にクリーニングを受けた人は、歯茎が復活してくる事もあります。6年間ホームケアだけと、6年間PMTCを受けた人では、歯茎の高さが1.4mmも違います。
最近、自分の歯が長く見える人は歯茎が後退しているのです。