お知らせ

【むし歯予防】子どもの歯を強くするためには?

お子さまには健康で育ってほしいからこそ、歯も丈夫になってほしいですよね。

特に親御さまで歯に苦労した人はなおさらそう思うはずです。

今回は定期検診以外の箇所でお子さまの歯を強くするための方法をお伝えします。

 

胎内にいる段階から気を付けること

実はお子さまの歯のもととなる部分は胎内にいる段階から形成され始めています。

これは歯胚(しはい)というものですが、妊娠7週目あたりからすでに始まっています。

このタイミングではお母さまが食べる食事がお子さまの胎内での成長に係わってきます。

 

妊娠中の理想的な食べ物

妊娠中はなるべく栄養が偏らないようにしつつ、必要な栄養素を取りましょう。

栄養素 食材 役割
タンパク質 卵、豆腐、牛乳
魚、鶏肉など
歯や身体を構成する重要栄養素
カルシウム 小魚・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品
海藻・大豆
健康な歯や骨を作る栄養素
葉酸やリン ほうれん草・ブロッコリー
鶏卵・鶏・牛・豚のレバー
赤血球の形成補助や
赤ちゃんの成長に必要な栄養素
鉄分 レバー・あさり・カツオ
小松菜・豆乳・ヒジキ
赤ちゃんに鉄分を送る分
貧血状態になりやすいので
積極的に取得しましょう。

このような栄養素を偏りがないように満遍なく食べましょう。

人間の栄養摂取は一度に消化吸収できる量に限界があります。

1日3食なのであれば3食で満遍なく栄養素が取得できるような献立を心がけましょう。

 

無理をしてストレスを溜め過ぎない

とはいえ、妊娠中はストレスも悪影響になるので

可能な範囲での食事を心がけましょう。

嫌いなものを無理に食べるのではなく、牛乳が無理なのであれば豆乳に置き換える等

自分の出来る範囲での努力が需要です。

 

乳歯が生え始めるタイミングで気を付けること

この頃は柔らかく指ですりつぶせるような硬さの食べ物がメインになると思います。

なるべくお子さまの味覚に過度な負担を与えないように極端な味付けのものは控えましょう。

また糖分や塩分が過剰に含まれているものも生え始めの歯にとっては負担が大きいので

控えた方が良いです。

 

離乳食セット等が使いやすい

また、食料品メーカーが離乳食セット等を多く出しておりますので

こういったものを有効活用するのも良い選択肢の一つです。

お子さまが飽きないように献立を考えるのも子育て機関は一苦労だと思います。

有名メーカーが出しているものは栄養素をプロが考えたものが多く

栄養面に関しても安定してお子さまに与えることが出来るでしょう。

 

幼児期に気を付けること

このころから歯を強くする食事を心がけましょう。

特にかむ力を付けないと顎の未発達につながってしまいます。

顎の未発達は歯並びに悪影響を与えてしまい、矯正治療の対象になる可能性があるため

お子さまにとっても、家計にとってもご負担になってしまいます。

 

歯ごたえがあるものやかじる必要があるものがおすすめ

例えばハンバーグ等の柔らかいものよりはステーキのような

一定のかむ力が必要なものが理想です。

りんごや固めのカキ等もおすすめです。

 

お菓子やジュース等の摂取が増えるタイミングなので、気を付けよう

このころはお菓子をダラダラ食べたり水分補給をジュースからにしたりと

歯にとって負担となる機会が増えてくる時期です。

以前の記事でも紹介しておりますので、親御さまはしっかりと気を付けましょう。

子どもがむし歯になる意外な原因と対策法

 

 

その上でしっかりと小児歯科検診を受けましょう

通常の歯科医が小児も一緒に見ている、という歯医者が多い中

小児歯科のことをしっかりと学び、経験を十分に積んだ歯科医師がお子様の治療にあたります。

 

お子様のことを第一に考えた治療を行っておりますので

小児歯科であれば、ぜひ当院にご相談ください。

小児歯科担当医

谷口 圭吾(たにぐち けいご)

患者様に満足していただき、笑顔で帰っていただけるよう頑張ります。お口の中で困っていることや、気になることがあればなんでも相談して下さいね。

一生を通じて、また世代を超えて「健康」をテーマにサポートできるように、日々精進していきます。

 

松木七海
担当者:松木七海
よしむらファミリー歯科イオンビッグ香芝院・歯科衛生士の松木七海です。

年間で1200人以上の患者様のお口の健康維持のお手伝いをしています。

安心して治療を受けていただけるようコミュニケーションを大事にしていきたいと思います。患者様のお口の健康を守るためにも私自身、しっかりと勉強します。またあの歯科衛生士さんがいいなと思っていただけるように頑張ります!!