お知らせ

歯周病の前兆?歯肉炎を防ごう!

「歯周病」と一言でいっても、実は「歯肉炎」と「歯周炎」という2つの段階があります。

 

 

「歯肉炎」は歯周病の初期段階

文字通り、歯肉だけが炎症を起こしている段階です。

 

歯肉の淵が赤くなったり、ブラッシングで出血するようになってくると

歯肉炎の可能性が高いです。

 

歯肉炎を放置し続けると「歯周炎」になります。

歯周ポケットが深くなり、歯肉がブヨブヨになります。

また、歯槽骨が溶けて歯がグラグラしていることもあります。

 

歯周病は知らないうちに進行してしまう病気です。

よほどひどくならない限り痛みもありません。

 

だからこそ、歯周病の初期症状「歯肉炎」をきちんと見極めることが大事です。

「歯肉炎」の段階で黄色信号

このとき、炎症の原因となっている歯肉周辺のバイオフィルムを放置すれば徐々に「歯周炎」に進行します。

 

こうなると、もう元の健康な状態には戻れません。

ただ、バイオフィルムをきちんと取り除くようにすれば、健康な状態に戻すことが可能になります。

 

そのためには「歯肉炎」を見逃さないことが重要です。

 

歯肉炎の特徴

・歯茎の縁が他の場所より赤くなる(健康時は薄いピンク)

・歯茎の縁が腫れる

・歯間乳頭が丸みを帯びる

・歯磨きやプロービングで出血する

・固いものをかじった時に出血する

 

 

歯肉炎は、健康をキープできるかそうでないかの分かれ道

「気を付けてケアすべきタイミング」です。

 

普段からしっかりとブラッシングを行い、フロス等も使用してしっかりと口腔ケアを行いましょう。

また、洗口液等も効果的です。

洗口液を使えば、歯磨きをしなくても良い、というわけではないので

日頃のブラッシングにプラスαで使用するようにしましょう。

 

バイオフィルムを取り除くには?

一度できてしまうと日頃のブラッシングでは取り除けないので、歯医者でクリーニングを受けましょう。

クリーニングでは以下の工程で行います。

 

・口腔の状態を細かくチェックし、歯石を取り除きます

・PMTCでバイオフィルムを除去します

・フッ素を縫って虫歯予防を行います

 

こうして歯医者では除去と予防を行いますが、細菌の繁殖力は強力で3か月ほどでまた復活してきます。

ですので定期的な予防治療(定期検診)が非常に重要になってきます。

 

また、定期検診の際には歯科衛生士からブラッシングの方法等をお伝えさせていただきますので是非参考にしてください。

 

よしむらファミリー歯科イオン・ビッグ香芝院は4月12日にOPEN予定です。

定期検診の患者様を募集しております。

お買い物ついでに是非ご来院ください。

中島未菜
担当者:中島未菜
よしむらファミリー歯科に勤務する歯科衛生士です。小さなお子様も安心してお越しください。